年寄りジョークを楽しむ映画。
年金を打ち切られた爺さん3人組が銀行強盗をする映画。
爺さん達が如何に可哀想な状況かということが描かれた後、強盗をするしかないという展開になっていく。
誰も傷つけず、自分達が受け取るはずの年金だけを奪い、他の困窮者に施しを与えるという所から、爺さん達が悪人ではないということはわかる。
ただ、犯罪者と手を組んでしまう所とか、何故か被害者に庇われる所とかは、何か違うんじゃないかなと思ってしまった。
爺さん達を追う警察が悪人のように描かれていることの違和感が、最後まで消えなかった。
爺さん達が仲良く過ごしている所やジョークを言い合う所は普通に面白い。
ボケた老人のシーンは特に笑える。
何も考えずに見れば楽しい映画だと思う。
