Hoshiduru

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐのHoshiduruのレビュー・感想・評価

5.0
貴方の言葉を受け入れて、私の言葉を削りましょう。
今年200本目。これはもう個人的に大切な映画になってしまったので、レビューとしては参考にならないと思います。とても丁寧でした。台詞のこだわり、音楽。ブロマンスとしても、よかったと思います。涙が流れてました。コリンは天使。

「この映画は自分の人生だ!」と言える映画はあまりないでしょう。「ものすごくうるさくてありえないほど近い」を観たときは思った。でもあれは過去だった。これはきっと、現在から未来にかけて。

私は多分、マックスに感情を寄せながら、トムになってたのだと思う。トムがいくらおかしいと言うことを理解していても、それでも私はトムにしかなれない。彼は、苦しみながらかく。そうしないと生きられない。自分の闇を昇華し、自分の魂である作品は、削りたくない。
あなたがそういうなら、分かりました。そんなこという貴方はひどい!嫌い!やっぱり冷静に考えてるとトムってひどいやつ。私もこんな感じですわ…人の友情を踏みにじっていると思われるかもしれないけれど、そうじゃないの!
人が信じられない。大好きなんだけれど、相手が自分を愛してくれてるのか、わからなくって怖くって受け入れられない。

えへへ、映画の中であれだけ長ったらしい文は〜なんて言われてたのに、長くなっちゃった。もしここまで読んでくれてる方がいるなら、有難いことです。
一言一言、自分の魂に刻むように書きます。本当に好きな映画を観ると、「ああ、死にたいなあ」と思う。今回もあります。でも私、生きる目的がこれのおかげでできたから、もうちょっと、本当に自分の人生を歩んでいけると思います。
Hoshiduru

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