一昨日の一本。
ホーム・アローンしにきたこそ泥三人組を盲目の爺がやっつける。盲目とはいえそこは自宅、いわゆるホームアドバンテージがあるので自宅にいる限りターミネーターなのだ。しかも機動力はわんちゃんにお任せと盤石の布陣である。
主人公としてパニックホラーの被害者ヅラして劇中に登場する泥棒トリオだが、どう見てもアメリカ流窃盗犯撃退術を持つ爺に観客は感情移入出来るため割とひどい目に合わされてもいいぞ、もっととっちめろと言いたくもなるのが面白い。終盤になってこの御爺が実はゲキヤバキャラなんですよと明かされるが、別にもっとやばいキャラクターは他の映画にたっくさん見てきたので優しいもん。相手を思いやっているからこその理解が出来なくもないのだ。理解不能ではないところがポイント。
盲目というハンデを背負って如何に敵を追い詰めるか。サブウーファーの重低音に注目して観てみよう。