スズタカ

ドント・ブリーズのスズタカのレビュー・感想・評価

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)
3.8
俺、日頃から常々思っていました。オバケとか霊的な事や超常現象等よりも、よほど、実際の人間の方が怖いじゃないか、と。

今作は、どういった話かと言いますと、普段、空き巣狙いをしている若者3人組(男2人、女1人)が、今回、押し込み強盗に入った先が、盲目の老人の家。

いつもよりも、簡単に済むと思っていた3人組だったけれど…その老人が、元海兵で、座頭市+ターミネーター+ランボー級の殺人マシーン的な無双さに加えて、更にド変態野郎!Σ(゚д゚lll)

タイトルどおり、息をしただけで居場所がバレるよ!!さぁ、どうなる!!!

このブラインドマンが、動きから何からヤバすぎて超最高です。強くてド変態って、何なんだよ笑。引くわー、怖すぎる。

元々は、押し込み強盗である3人組が悪いはずなのに、ブラインドマンも殺人マシーン・ド変態野郎だから、基本的にみんな悪人なんですなぁ。

一軒の家の中だけで展開されるスリラーなのに、意外性とアイデアのオンパレードです。

88分と、タイトな作りも無駄なくダレる事なく素晴らしい。

恐怖の表現にあたり、『わっ!』と突然ビックリさせて驚かせる様なバカバカしい手法は少なめで、ゴア描写もなく、表現としてはソフトにしつつ、色々と工夫されているので、間口の広さも良い感じです。

ぜひ、皆さんも、ブラインドマンのアップと動きの恐怖、それと、ド変態っぷりにドン引きして来てください♬ これ、お薦めコメントですよ。
スズタカ

スズタカ