このレビューはネタバレを含みます
ひどい人だよ。さちおくんは。
けれどいかに彼がクソ野郎(失礼!)であろうと、それが人間で。
人はみんな「自分の人生を生きてる」と、最期に堂々と死にたくて生きているというのに、人生なんて他者なんだと。冷静に切り取ってる西川さんがすごい。
アンチでは決してないけれど、日頃父性というものにあまり触れる、信じる機会がない私個人としては、劇中の「いかにひどい人間だって、子供が免罪符になる」と言わせたのが結構衝撃。
けれどこの言葉は、男性だけではなく女性にも言える、大人、親、子供というカテゴリに区分けされた時の言い分けなんだなと。
木村多江さんがでてる?とエンドロールでみて、え?わかんなかったー!と思わずググってしまった。
なーるほどw