このレビューはネタバレを含みます
あらすじについてはなにも言えない。
17歳で連れ去られて監禁された少女が生きるために大人にならなきゃいけなかった切なさ。子供が産まれて、子供の成長をみる純粋な喜びにみたれる母親の気持ちと、状況は何も変わらないことにたいして人間としての絶望感。
解放されてから、彼女の精神状態が不安定になるのも当然のこと。
戻った世界は変わっていて、自分の気持ちと心だけがとりのこされて、被害にあったのは、一方的に傷つけられたのは自分のはずなのに、しっかりしなければいけない強迫観念にかられる。誰を罵ることもできない。怒りがマグマのようにたまっていく様子がよくわかる。
父親が誰であれ、産まれて大切に育てられた賢いジャックは何も悪くない。
けれどその生い立ちがすでに背負っている事実はあって、観ている者は彼のたくましたに希望を抱きつつ、心配で不安。
ああ。
2人の演技がうますぎて、苦しくなる。
そしてジェイコブくんがすれた大人になりませんように〜(๑′ᴗ‵๑)