NaoHarada

美術館を手玉にとった男のNaoHaradaのレビュー・感想・評価

美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)
3.9
映画は主人公の贋作画家マーク・ランディスのこの一言からはじまる。
“Nothing’s original under the sun. Everything goes back to something.”
「オリジナルなんて存在しない。全て元ネタがある。」

贋作を売るランディスを4年も追う男は言う。
「奇妙だが彼の目的は金じゃない。プロを騙して、贋作の展示を楽しむ。」

バンクシーが各地の美術館で勝手に自身の作品を展示し、しばらく美術館側に気付かれずに展示されていた話を思い出した。
それはアートか冒涜か。