何だろうか…とにかく、圧倒された。
思うところは色々あるけど…何よりも、得体の知れない圧倒的な熱い何かが発せられていて、その圧力がすごい!!
若さゆえの何とか?無軌道な若者の暴力性?人間の本能の解放?暴力への渇望や憧れ?圧倒的他者からの影響によるモラルの崩壊?
色々と言葉は浮かぶけど…そんな…言葉なんかじゃ表現不可!それが、この映画です。
登場人物たちと共感しようなんて、土台無理な話です。ただ、そんなことで、この作品の価値は決まらない。
そもそも、作品からのメッセージを理解しようなんてのが間違っていて、ただその半端ない熱量を感じれば良いのかもしれない。
キャスト陣では、言わずもがな、柳楽優弥さんが突出してますね!いや、もうそこにいるだけで、ヤバイという…。素晴らし過ぎました。
何回も観たい作品ではないけど…いや、そんなことないや。柳楽さんの凄さと小松菜奈さんのエロ可愛い演技は、何度も観たいな。
世の中には、観ても何にも感情が動かないような、本当に時間の無駄、観る価値も無い映画が山ほどあるけど…この作品は違う。好みはあれど、観る価値はあると思う!