このレビューはネタバレを含みます
旦那が最後、車で自殺するのか?目薬の秘密がばれ、コンサートの歌詞がダメ押しで、妻の心が離れたのがわかったから。
皆さんの感想では、どっちもっどっちみたいのが多いけど、これは妻は悪くない。旦那が子供じみた人格破綻者というか、人間的にあり得ない。
妻の視力を取り戻そうとするところまでは良いが、見えてきたら妻が主体的に行動するのが恐怖で、また見えなくしようとする夫なんて現実に居るとは思えない。
妻に手術を受けさせようというんだから心優しい部分があるわけだ。そういう人間が再び失明させるという冷酷な決断をできるわけがないだろう!
マーク・フォースターは脚本にも参加しているが、こんなあり得ない人物設定をしたと言うだけで×。こいつの作品はもう期待しない。
モラハラとかDVの夫は世の中にたくさん居るし、その精神構造は理解できるのだが、こんなリアリティーのないキャラクターでは、作品自体が共感を呼ぶことは難しいだろう。