へちょりーの

レディ・プレイヤー1のへちょりーののレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.0
スティーブン・スピルバーグの日本大好き!が詰め込まれた140分。
間違いなく劇場で、なおかつ3Dで鑑賞した方がこの作品に入り込めるでしょう。(MX4Dにて鑑賞)

現代映像技術はここまで進化していることに驚かされる映像が満載。
そしてガンダムやメカゴジラなどの日本を代表するキャラはもちろん、アーカムナイトなどのキャラも盛りだくさん登場するので、見応えは抜群。

だけど、作品の設定がズブズブ。笑
「『オアシス』は誰もがなりたい自分になれる夢のような空間」という説明が冒頭にあるものの、設定が現代格差社会となんら変わらないなど、もっと脚本にも注力して居たら…と思ってしまう。

それでも最後の締めくくりはさすが、と言わんばかりの結末。
ハリデーのシーンが胸を熱くさせる。
DVDで見た時に3Dではない状態でどれだけ楽しめるか、期待したい。

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(2020年再鑑賞)
自宅で初鑑賞。
3Dじゃなくても充分楽しむことができた。

何よりもストーリーが頭に入っていることで、この作品自体にたくさん隠されているイースターエッグを見つける楽しさが生まれた。
そのぐらいスピルバーグは「日本のために作った」と言っているように、たくさんの'80sカルチャーを詰め込んでいる。

ここまでたくさんの愛を感じられることに感謝の気持ちで胸が熱くなる。
日本は捨てたもんじゃない。
そしてこれからももっとカルチャー愛していきたい。