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レディ・プレイヤー1のPAOのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.2
これぞスピルバーグ!
お帰りなさいスピルバーグ!!
凡人の何年も先に進むファンタジーを産んでこそのスピルバーグ!!!
チャッキーにキングコングにマッドマックスのインターセプター。
ガンダムにメカゴジラにAKIRAに昇竜拳!
スピルバーグ自身の作品のオマージュも登場する。
日本のポップカルチャーに米国レジェンド映画の小ネタ満載なんで、そりゃもう興奮せずして観られるまい。
三船敏郎みたいなアバターなんかもそうだし、単に日本のポップカルチャーを含んだだけでなく日本へのリスペクトが感じられるからこそ日本人としては嬉しい作品。
一度見ただけでは全てを拾えない程に緻密なプロット。そして緻密な映像は素晴らしい。
映画館ではその映像美と世界観を堪能し、自宅でのブルーレイ鑑賞では一時停止しながら馴染みのキャラクターがどこに出ているかチェックしながら観るのも楽しい。
スピルバーグいわく『原作にスピルバーグの作品の引用が多く登場しているから、もし他の人がこの映画を作った場合スピルバーグ作品のオマージュについて恥ずかしく思うと感じた。だから自分が監督するべきだ。』と思ったんだそうで。
原作マジで見よーっと。
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