我は心で殺す。
数年前に映画館で予告を観た際に厨二心をくすぐられ、ずっと気になっていた作品。
ガンスリンガーのリロードの格好良さに惚れる映画だった。
あとは正直微妙というか、序盤に感じたワクワクや期待を越えられなかったという印象。
異世界から世界を破壊しようとする人の皮を被る人外たちとそれを率いる黒衣の男、彼らを阻止する2丁拳銃の戦士ガンスリンガー、そんな異世界の夢に悩まされる少年。
序盤の厨二感、ワクワク感は中々だった。
異世界の人外が少年に目をつけ、現実世界に侵食してくる所とかは特に良い。
展開も早くて楽しさがテンポ良く続く、と思っていたが、楽しさのピーク自体は序盤で、それ以降は盛り上がりに欠けた気がした。
原作はかなり長めの小説みたいで、映画も約1時間半におさめるよりも、もっと深掘りしたり、長めに尺を取ったりして、面白くできたんじゃないかなと思う。
予告や序盤のワクワクが強すぎたし、画としても予告以上のものは出てこなかった。
