ジュマンジ／ウェルカム・トゥ・ジャングルの眼鏡の錬金術師のネタバレレビュー・内容・結末

思ったよりずっとおもしろいアドベンチャーもの。

ハイスクールの男女4人組はそれぞれ居残りを命じられてしまう。居残り部屋にあったジュマンジと呼ばれるレトロゲームを起動したことで、そのゲームに取り込まれ、各ゲームキャラになって攻略しなければいけなくなった、という導入。

なんか分からんが緑色の宝石を悪党が抜き取ってしまって呪われたジャングルになっちゃったので、その宝石を元に戻すというのが一行の大目標となる。

一人につきライフが3つしかないので、2回までしか死ぬことができないこと、キャラごとに得意技や弱点が用意されていること等の設定をうまく活かして展開にアクセントを持たせている。
また、途中で出会う5人目のキャラアレックスが20年前からゲーム内にいるという切ない設定を背負っていて、パーティの凝集性はさらに高まったように思う。

大冒険の末、4人が成長し、仲間になっていく様が気持ちいい。
最後のアレックスとベサニーのやり取りが何故だか異様に感動した。

全体的にシンプルで、普通と言えば普通だし、アクションも特筆すべきところはなく、動物のCGっぽさ、敵が何の思想も持たないとことか、気になると言えば気になる。だけど、終わり方が爽やかなので何か見て良かったなと思える。

コメディ要素がそこそこ楽しく、特にキスが下手だったシーンがおもしろかった。