生放送(生中継)で最も面白いのは予想外のハプニングである。作り手としても、上手く対応出来ると最高に気分が良い。出演者やカメラマンやディレクターが阿吽の呼吸で繋がりながら、新たな状況を観察し予測し判断を下し動いてゆく、まさにインプロヴィゼーション。何事も無く放送が終了したときよりも、百倍エキサイティングである。
だから、クルーニーとロバーツが奏でるインプロヴィゼーションを、リアルに緊張感を失うこと無くスピーディーに描ききった演出力に感心。さらに、ハプニングに対処するクルーのストーリーを描きつつ、そこに、隠蔽された真実を暴くという一歩深めたストーリーを乗せてしまった脚本に感動。
面白い! ジョディ・フォスターすげー!