新天地で幸せな家庭を築く夫婦の前に、夫の同級生と名乗る男が現れる。再開を喜び2人にプレゼントを送り始めるが、やがて異変が起き始める、贈り物(ギフト)を題材にしたサイコ・スリラー。一般的な感謝や祝福を込めて届ける物を題材にしているのに、不気味さ満載のレベルの高いスリラーに仕上がってます。大きな演出があるわけでもない内容だが、ジャンル負けしない十分な出来映え。斬新なアイディア光る作品。本作は、〝贈り物〟が題材の作品なだけに留まらず、その不気味さをさらに面白く演出しており、結末の余韻は凄い。王道のスリラーではない、斬新な切り口で考えさせる内容。この心地悪さが良い。同級生を演じるジョエル・エドガートンの演技力の良さと同時に薄気味悪さは素敵。
