ティム・バートン監督による豪華俳優陣を使った壮大で悪趣味なSF茶番劇。
まさか日本の○○がゲスト出演するとは。
○ある日、UFOが地球へとやってきた。自らを「ミドリ人」と名乗ったその火星人は、手足が4本で二足歩行をしているところは人間と同じだが、人間とは違う不気味な姿をしていた。
アメリカの大統領は、やってきた火星人を大々的に歓迎することにしたが……。
色々と地球人を無能に設定しすぎじゃない?っていうくらい、火星人に対して対応も対策もあったもんじゃない。
人を殺すシーンを撮影したいからこんな脚本にしたんじゃないかというくらいストーリーはクダグダ。
でも、そんなツッコミどころ満載なところがこの映画の良さでもあります。
やっぱりティム・バートン作品だから活躍するのはどこか世間から外れてしまった心優しい子供達なんですよね。逆を言うと、大人達はただのかませ犬(笑)
壮大な予算をかけてB級茶番劇を作ったというところは、『飛んで埼玉』と似たような物を感じました。本作の方が数倍悪趣味ですけれど(笑)
手を叩いて爆笑できるか、悪趣味だなーとニヤニヤできるか、感性に全く刺さらないか、見事に分かれそうだなぁと思いました。
あんまり親しくない人にはオススメするのが危険な映画ですね(笑)