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マグニフィセント・セブンのNYのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
2.6
比較するものではないでしょうけど、本家とはまったくの別物として鑑賞すべき。
「七人の侍」にあった、ロマンス・情緒・身分格差・ユーモアは尺の違いもあり、あっさりと捨て去られ、痛快西部劇に換骨奪胎。まだ、「荒野の七人」の方が、翻案っぽかった。

楽しみは、勘兵衛はデイゼルで明らかとして、このキャラが菊千代か久蔵か?を当てることくらい。
ただこちらも侍探しが結構あっさりと終了してしまい、やや物足りない。

余り無いものねだりしても詮無い話ですが、本家本元への思い入れが異常に強いので辛口ご容赦を。

アクション西部劇としては、まあまあの出来栄えです。
不満は、悪役の首魁に下手くそなゲイリー・オールドマン風芝居を延々と見せつけられる苦痛くらいか(笑)
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