ゴン吉

マグニフィセント・セブンのゴン吉のレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
4.3
農民の為に悪党と対決する7人のガンマンを描いた西部劇「荒野の七人」(1960年)のリメイク作品。

アントワン・フークアが監督を務め、デンゼル・ワシントンが主演、クリス・プラット、イーサン・ホーク、ヴィンセント・ドノフリオ、イ・ビョンホン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、マーティン・センズメアー、ピーター・サースガードらが共演、ヘイリー・ベネットがヒロインを演じる。

1979年の田舎町ローズ・クリークが舞台。
金が発掘されたことでバーソロミュー・ボーグ(ピーター・サースガード)らが町にやってきて、強引に土地を安く買い取ろうとする。歯向かう者は問答無用で殺害する。夫を殺されたカレン(ヘイリー・ベネット)らは、アマドール・シティに用心棒を探しに出かける。そこで委任執行官サム・チザム(デンゼル・ワシントン)の活躍を見かけて助っ人を依頼する。サムは腕利きの6人の男たち集め、バーソロミュー・ボーグに戦いを挑むが.....   

デンゼル・ワシントンをはじめとする個性豊かな荒野の7人の男達が、軍隊並みの圧倒的に大勢の敵やガトリング銃を相手に大奮闘。
ガンやナイフ、トマホーク、弓、ダイナマイトなどを使った多彩なアクションが楽しめる素晴らしい作品です。
クライマックスは、因縁の焼け落ちた教会の前での1対1でのラスボス同士の決闘で、デンゼル・ワシントンが魅せてくれます。
男たちに交じって紅一点で奮闘するヘイリー・ベネットも、まさかの大活躍です。
IMAX用に撮影された雄大な景色をはじめとする映像も美しい。
テーマ曲を聴くだけでワクワクする何度観ても楽しめる壮大なスケールで描かれた西部劇の名作です。

”何者であったにせよ 最後にここで 彼らは勇気と名誉と共に立ち上がり 自ら戦えぬ人々の為に戦い そして命を落とした 彼らのものではない何かの為に 彼らは崇高なる男たち” (BS-TBS版)
”彼らが何者であったにせよ 最後に ここで 勇気と名誉と共に立ち上がり 戦えぬ人々のために戦い そして命を捧げた 彼らのものではない”何か”のために 彼らは崇高なる男たち”(BS12版)
”何者であったにせよ 最後に ここで 彼らは勇気と名誉と共に 立ち上がり 自ら戦いの人々のために戦い そして命を落とした 彼らのものではない 何かのために 彼らは 崇高なる男たち”(テレ東版)

2024.2 テレ東で鑑賞(シネマクラッシュ・吹替:千葉真美 訳)
2023.4 BS12で鑑賞(土曜洋画劇場・字幕)
2022.6 BS-TBSで鑑賞(土曜映画デラックス・吹替)
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