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マグニフィセント・セブンのRAMRIDERのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.5
最近やりかけでクリアしてなかった「Red Dead Redemption(レッド・デッド・リデンプション)」という西部劇が舞台のゲームをやりなおしていたので内容的にタイムリーな映画だった。あのゲームの世界をそのまま実写化したような感じ。西部時代を絵画的といってもいいほど美しく再現していて目が気持ちいい。監督はおそらく現在のポリコレに当てはめるような複雑化はせず昔ながらの勧善懲悪一点突破でいこうという狙いだったんだと思う。

ただやっぱりこの手のストーリーで必ずつっこまれる「仲間の動機」がこの作品でも相変わらず足りないのが残念だった。「いつの間に死を覚悟するまでの仲になっちゃったの?」というのはローグワンでもみられた欠点で、ここに目をつぶって一緒に盛り上がれるかどうかで作品の評価が別れるところ(僕は盛り上がったが)。

イ・ビョンホン出てるし黒尽くめのクリス・アダムスはついに黒人になっちゃったし、多分細かいとこを気にして観る映画じゃないんだよな、とは観たあとに気づきました。

比べるものではないけど同じ時代劇原案のリメイクである「十三人の刺客」は改めて素晴らしい作品だなーと思った。
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