Kei

マグニフィセント・セブンのKeiのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.0
『デンゼル・ワシントンが、ただカッコいいだけ。それ以上でもそれ以下でもない』

うーん。期待を上げすぎた自分を反省してます。西部劇なのに西部劇感が薄い。特に前半のテンポが酷い。ストーリーはリメイクでもあるためわかりますが、仲間を増やしていく過程が薄すぎる。なんで、言葉通じない人をすぐに仲間にできるんだw

あとはせっかく仲間が出来るのに、仲間同士のやり取りも薄い。もちろん、一人一人にエピソードはあるがやはり薄い。

ラスト30分は確かに見応えがありますが、西部劇ならお約束。しかし、決闘の見せ方が弱い。これもお約束ですが、西部劇はラストがとにかく肝心なのにラストの画を観ても残らない。しかも、演出で画が変わるので冷める。ラストシーンより、エンドロールのほうがカッコいいです。

ただ、冒頭にも書いたようにデンゼルワシントンはカッコいい。地上でも馬上でもガンアクションは最高!特に馬上のアクションは後半最高。


監督がイコライザーと同じ監督なので、監督のデンゼル・ワシントン愛を感じる作品です。西部劇を観にいくというよりは、カッコいいデンゼル・ワシントンを観にいくと思って行くと満足できる映画だと思います。
Kei

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