再観賞!定期的に観たくなる、エドガー·ライトの痛快カーアクション!
音楽聴きながら運転する強盗御用達のイケメンドライバーの話。最高のグルーヴムービーでご機嫌なナンバー目白押し。把握できてる曲はほぼないけど、これはサントラを聴きたくなります。
子供の頃、不慮の事故で両親を亡くし、自身も耳鳴りの後遺症が残ってしまったベイビー。過去のやらかしから裏社会にでかい貸しを作ってしまい、天才的なドライビングテクニックでガンガン犯罪者を逃がすのが彼の仕事。
心優しき青年はほんとはそんなことしたくないわけで、日常に翻弄されながらもふと出会ったガールフレンドと出会ったことで汚れた運命と決別するため奮闘するわけです。
コメディの名手、エドガー·ライト作品の中でも本作は群を抜いてクール。この作品を語るうえで欠かせないのはBGM。ちょっとしたSEまで音楽とリンクし、イヤホンから流れる音楽を環境に合わせて調整。片耳外れりゃ片チャンがデッドになるこだわりっぷりが超クール。カーアクションとの相乗効果が半端なく、没入感がすごいのでそこらのクライムアクションとは一味違うわけです。
ドラマパートも手を抜いてないです。程よい心情の描写や、各キャラの個性も魅力的で飽きがきません。
ナード×クールの方程式はやはり滑りません。インドア上等。まだ観たことない人はぜひオススメしたい。なるべく大きな音で楽しんでほしいです。
バディ役の人ブラックミラーのクリスマスの人だったんだ。渋かったなー。
