MubaoMasato

ベイビー・ドライバーのMubaoMasatoのネタバレレビュー・内容・結末

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

『悪の片棒を担いでしまうと、どんなに悪いことをしていなくても、犯罪者扱いされる。しかし、現場を見ると考え方は変わってくる。』
それを表現している、BABY DRIVER.
それでは、あらすじいきましょう。

あらすじは、主人公は過去にトラウマを抱え、耳鳴りが鳴り止まない。だから、いつもイヤホンで音楽を聴いている。
だが、主人公は仕事が特殊であった。その仕事は、犯罪者組織の逃がし屋であった。何故、彼は逃がし屋をしているのか?それは、借金を返すためであった。
そして、借金を最後まで返し、デボラという女性と出会い、幸せな生活を始めようとしたが、終わった筈の犯罪者組織から依頼が来てしまう、、、
犯罪からは、逃げられない。
そして、彼の大きく壮大な任務が始まる。

いやー、展開が予測できませんでしたね。大体アクション映画は展開は予測できすが、この作品は予測できませんでした。
何故か?それは、滅茶苦茶死ぬからです。
序盤は、人を殺さずに、誰も死なずに、強盗をするということで、死と隣り合わせではない環境ということを明言しているかと思いきや、途中からギャングらしい奴の依頼を受けた時に、簡単に射殺したり、物を買うために、殺すことをし始めた所から、これは全然雰囲気が違うし、これもしかして死ぬかもしれないという不安に襲われる程緊張感がありました。だから、予測できなかったんですよね。

また、今回の敵は警察ではなく、仲間という部分も驚きです。これは、どういう意味かというと、仲間の中に警察がいるという訳ではなく、愛した女を殺されたから、主人公のせいで。
これが理由となり、仲間の一人の男が、主人公のラスボスとなります。
これも滅茶苦茶良かったし、主人公が車から離れて、逃走するシーンも音楽に合わせるのも完璧でしたね。スリルもあり、楽しめましたね。

特にこの作品重要なのは音楽です。この映画のために30曲の音楽を使っているのですが、拳銃を撃つ音や車を逃走する車のエンジン音を音楽に合わせるのは、凄いなーと関心しちゃいましたね。

そして、主人公の彼女デボラ。滅茶苦茶可愛いし、歌が上手い。最高の女性ですね。良いヒロインでした。
そして、主人公の最後も、『犯罪者は終わるところはいつもここだな』と現実感も帯びており、好印象を持ちました。
また、ベイビードライバーは、次作も作られているという噂もあるので、楽しみにしときます。
特にデボラと主人公の今後が気になるので、そこが描かれれば嬉しいな。

BABY DRIVERお勧めです。
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