パドゥ

ベイビー・ドライバーのパドゥのネタバレレビュー・内容・結末

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングはめっちゃよくて期待値があがった。
ミュージカルみたいで面白い。
その後失速。
登場人物の設定がグダグダに感じた。
スタイリッシュにしたいのかもしれんが中途半端。
それならガイ・リッチーのコードネームu.n.c.l.eの方が何倍もスタイリッシュ。

主人公のベイビー(アンセル・エルゴート)も、ある意味自己中で、全く共感できない子だし。
バット(ジェイミー・フォックス)と初めて組んだ時に彼が警備員を殺しててもとりあえずスルー。
かとおもったら、郵便局の女の人を助けたり。
彼の正義感の描きかたがどっち付かず。
結局汚れ仕事で得たお金はなんの罪悪感もなく使うし。

デボラが本名も得体も知れないベイビーと逃げるかも疑問。

綿密に計画をたてて、強盗を仕切る黒幕のケビン・スペイシー、ベイビー以外は同じメンバーで2度と仕事しないって言ってなかったっけ?
あと、そんな注意深い男なら、バットみたいな単細胞でもめ事起こすタイプとは組まん気もしたし、お抱え刑事を殺した時点で始末するはず。

ベイビーが嫌いな店、と嘘ついたレストランに堅気に見えないチグハグな4人で行くかなぁ?目立って仕方ない。
ベイビーはそこで覚えられてる可能性高いわけだから無用心すぎる。
さらにそこで拍手してみたり、不必要にデボラと会話したり。

アンセル・エルゴートはベイビーってのがぴったりなほどにお肌もすべすべ、ヒゲボーボーのジョン・ハムとの対比が笑える。
ジョン・ハムのラスボス感はホラー映画並み。

あと、この映画で重要なはずの音楽が全くベイビーとマッチしてない気がして、気分が上がらない。
パドゥ

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