すのもも

ベイビー・ドライバーのすのもものレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
4.4
「人は幸せを求め痛みを嫌う。でも、雨が降らなきゃ虹は出ない」

物を言わせぬドライビングテクニックと彼の選曲に乗って進むストーリーは、難しさや渋さを良い意味で感じさせない。冒頭の6分、あがらずにはいられない!そのストーリーの深さとロマンチックさは若い世代や女性にも共感が持てるもので、特に作中に流れるこだわりのある音楽センスは暴力的シーンですら娯楽に見えてしまうほど!(キングスマンのあの感じ…!)車の操作音や銃撃の音までも音楽に乗ってしまう!テキーラッ!🥃過去の事故で負った永久的な耳鳴りを"音楽で消すことで前に進める"と言った彼の世界が視聴者の聴覚とリンクする感覚。

主役のアンセルエルゴート、ヒロインのリリージェイムズの2人が美しいこと!終盤の運転シーンでのアンセルの視線の鋭さと表情に釘付け。

最後にかかる虹が美しかった🌈評価の高さに納得の作品でした、面白かった!

サントラを聴きこんでからもう一度観るとさらにあがる。
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