最高に楽しかったです。
ありがとうございました。
いやーあぶねー本当にこれは映画館で見れてよかった。めっちゃ笑えたし、キャラクター達がみんな可愛かった。
ピンクの世界が魅力的過ぎて、現実世界に来た時のグレーな感じが、ただいつもみている世界なのにギャップでなんか楽しくない画面だなぁと感じてしまった。まぁ意図的なのかもしれないけど、現実世界の画は微妙だった笑
色々議論を巻き起こしている映画だから、気になっていた物語はというと、確かにかなり性別のことに踏み込んでいる内容ではあった。ただ、これをフェミ映画とかいう呼び方はしたくないなと強く思った。女性万歳!!とかそういう作品じゃないことだけは見ていない人にも伝わって欲しい。バービーの世界は女性が主役で男性キャラクターが脇役だからこそ、ケン達の葛藤や悲哀もしっかり描いていた。また社会における性別の役割の押し付けによって、男性も女性も生きづらくなっている事実が伝わる内容になっていた。
正直男性としては、この映画を見ていて自分の性別に対して考えさせられ過ぎてウッとなってしまうところもあったけれど、男性を批判するような映画じゃないし、希望を見せてくれる作品だったからこそ、誰もにオススメできる。
終始とてもノリノリで楽しめる映画で満足度はかなり高かったが、中でもラストがとても好きだった。ラストシーンに、この映画の強い意志を感じられた。彼ら製作者がしたいのは説教じゃない、楽しい反逆、あくまでエンターテインメントなのだと高らかに宣言しているように見えた。