このレビューはネタバレを含みます
『哀れなるものたち』を観て
少しフェミニズムについて考えた流れで急に今作を思い出しやっと観た。
出だしから笑ってしまってあ、こういう世界観?!
となりつつもだいぶ前にたまたまバービー人形ができた背景みたいなのを何かのポッドキャストで聴いたことがあったから色々すんなり入ってきたし男性の人形“ケンという存在がしっかり作用することで単なるフェミニズム映画ではなくなっていて良かった。
マーゴット・ロビーはとりあえず出てると嬉しいしやっぱり上手なので安定に良かったけどケン、ライアン・ゴズリングだったんだね笑った。
後半に起きる男同士の抗争シーンが1番おもんなかったんだけどライアン・ゴズリングだから観れたまである笑
流石でした。
でもホモソーシャルも本当にキツいだろうなって思うから本当男性も大変だと思う。
オチはまぁ……やっぱり思うところもあったけど
中にちゃんと俺はこのバービーと一緒にいたい!と言える1人のケンがいて良かったしそれに対して私も!となっている1人のバービーがいたのが良かった。
フェミニスト映画(と一言でくくってはいけないと思うが)を観ていていつも思うのはどうしても女性が権利を得ていくためにはやっぱり最終的に〝優秀〟でなくては生きていけないってなってしまうので(ごもっともなんだけど)
女性の諸々の権利を得ても「お支給係楽で楽しい♪」な女性がいたって良いんだよなと思っているからそういうバービーがいたらもっと良かったなと思った。
でもこの手の題材の映画では結構好きかもでした。