豪華キャストと一言では片付けられない、味の濃いパスタを4,5種類山盛りに一気にテーブルに盛られたようなキャスティング。
これぞロバートデニーロ、アルパチーノという代名詞的な演技・振舞いのオンパレード。特にロバートデニーロはモノマネの人か？というほどの感じ。（しかも何故か時々ピエール瀧にも見えてしまった）
そして本作でもアルパチーノは素敵な女の子と踊ります。本当この人のダンスシーンは素敵の一言。男の僕でもうっとり。
お話は前半かなり集中力が要りますが、中盤からグッと引き込まれます。
派手なドンパチなく淡々と続く分もうちょっとキリッとしてたらさらに良かったかも。
アメリカの歴史とマフィアの影響力、愛娘との絶縁、そして頭を撃ち抜かれても寿命を迎えてもやってくる人それぞれの人生の終焉。信頼と義理。最後はやはり少し切なかった。
あと環境依存かもしれませんが、4kテレビで観ると画質のせいか舞台のセット感と若返りのCGが逆効果でかなり安っぽいドラマの映像のように見えてしまいました。
iPadで見てたときはそんな印象も少なかったので、テレビのせいかな。。。
劇場で観ていたらまた更にスコアは高かったのかも…。
追記
イタリア系ばっかりなのになぜ
「アイリッシュマン」って思ってたんですが、ロバートデニーロは別に純粋なイタリア系というわけではないんですな。。
