Yumyum

ノクターナル・アニマルズのYumyumのネタバレレビュー・内容・結末

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

よくわからなかったなーという感想。
男による男のオ◯ニー映画(エドワード視点とエドワードの小説)って印象。

「僕は自分の体験したことしか書けない/自分のことしか書けない」だっけ?って台詞から贈られてきた小説は実体験を元にしたフィクションなんだろうなと解釈した。

トニー=エドワードで見ていたが(だからラスト失明したエドワードが席にやってくるのかと思った)トニー=スーザンなのかもしれないな、とも思った。
「俺の心と俺の子ども(中絶)を殺しやがって」って感じで。

スーザンに娘がいると知る(アーティストなんで家族構成くらいネットに載ってるのでは?)=俺の子どもも娘だったかも→小説に娘を登場させ、レイプされて殺す!!って設定にしてやった!→復讐だ!なら、相当のミソジニストだぞエドワード。

「ね?僕!可哀想でしょ?!?!」
と、でもいいたいんか?と思っちゃってキショすぎて引いた。

不満や心の痛みを大の大人の男が恋人に直接伝えず、話し合わず、何ヵ月もかけて小説書いて贈りつけて被害者面してスッキリしちゃうような幼稚でいじましく陰湿な人間だから振られたのでは?、でしかなくないか?

それにしてもトニーの行動が理解できなくてウーン?だった。

真夜中に娘、妻乗せた車で走行すんのもわけわからないし(娘に急かされたからといって運転しちゃうの危機管理能力がない)携帯の電波がない地域と知っていたのにヤベー車見かけてパッシングするのも危機管理能力がないし、安易に車から降車するのも危機管理能力がないし、娘や妻を降車させるのも危機管理能力がない。
危機管理能力がない父親だから娘も危機管理能力がないので中指立てるわ煽る言葉使うわ…こいつら…なんなんだ?とイライラした。
小説だからしかたないが皆、幼稚すぎて意味がわからなかった。エドワード自身が幼稚だから登場人物みんな幼稚なのかもしれんが…

いい加減、男の行動理由や成長や悲壮感を演出するためだけに女がレイプされ殺される物語、マジであきた。

逆は全然ないもんな…女の行動理由や成長や悲壮感を演出するために男(夫や恋人)が男にレイプされて殺される、ってやつ。
今んとこ"アウトランダー"くらいしか思い浮かばん。

スーザンはひとりで生きていったほうがいいと思う。
Yumyum

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