ふじこ

パージ:大統領令のふじこのネタバレレビュー・内容・結末

パージ:大統領令(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

パージ法に反対する女性議員と、現状維持の議員との一騎打ち。
女性議員はかつてのパージで自分以外の家族を全員殺されており、なんとしても廃止を目指す。その議員を警護しているのが、前作でむちゃくちゃ頼りになった警官、レオ。
レオ…!お前、まさかの続投か。今作も頼りになる。

1作目を見た時に、流石にパージに保険なんかないだろうし、と思っていたのだけれど、あるのかよ保険…!
多分家屋や保険の話かな…?流石に命の保険だったら相当掛け金高くないと成り立たないよなあ。

前作の[パージ:アナーキー]が第6回パージで、今回のメインキャラの女性議員が子供の頃にパージで家族を殺され、大統領選挙に名乗りを上げられるまで育った18年後、少なくとも今回のパージで24回目って事…?レオ全然年取ってなくない?

まんまと暗殺されかかってレオと議員は逃げ出し、冒頭からチラチラ出ていた商店の主人、従業員、パージの夜に被害者を拾って治療して回る車に乗る女性、の3人の黒人が出てきて助けてくれる。
更に、商店を襲撃する黒人女性チームやら前作で地下組織としてパージに反対していた黒人集団の人が出てくる。
なんだか怒涛の黒人ラッシュだけれど、”パージは主に貧困層を減らすために行われている”って設定のためにそうなっているのかな。
これみよがしに悪い黒人も良い黒人もバンバン死んでいくのだけれども。
とりあえず、救護車に乗ってた黒人女性はかっこよかったなあ。[ ゲット・アウト ]に出てた人か。

最後は黒人地下組織が政府を崇める組織である教会を襲撃、神父を暗殺する作戦を議員が阻止、必ず選挙で勝つから、パージ賛成派のような真似はやめようと説得。
そこにやってきた政府の組織がみんなを襲撃、ずっと助けてくれていた商店の主人が死亡。レオの活躍で撃退し、議員は約束通り選挙に勝利、パージの廃止を決めるものの、廃止に反対する勢力が各地で暴動を起こしているニュースで終わり。

うーん、いや結構面白かったかも知れない。ご都合主義の香りがするもののダレる事なく観終えられた。
ふじこ

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