パージ：大統領令の作品情報・感想・評価

　1年に12時間だけどんな犯罪も許されるパージ第三弾。パージの廃止を訴える政治家を抹殺する為、パージから政治家の例外が取り除かれた。彼女はパージの12時間を生き残れるか。。。

　パージ法の行方を握る大統領候補が狙われるというスケールアップしたシリーズ最終作。パージが弱者切り捨てのメタファーであることが強くアピールされている。
　ただ、それよりも今作は色んなパージャー（パージする一般人）が個性的で映像として綺麗で素晴らしい。年々狂気が増してたんでしょうなぁ。。。
　パージ反対派もパージ推進派をパージを利用して暗殺しようとする闇にふれるのは見事。
　ラストにパージ大好きな人達がパージ法廃絶に反対して暴徒化するニュースが流れるんだけど、確かに暴動ってパージ法じゃないパージだよな。

　いいシリーズでした。

やっぱりおもしろい
設定がいいから面白くないわけない！
パージのときの衣装もいいね！
ハロウィンに近いかも🎃

年に一度、殺人を含む全ての犯罪が合法化される『パージ』。パージ禁止を訴える野党議員とそのSP、現在は一般市民である黒人3人がパージに狂う民衆から逃げることになる。

ストーリーは、パージ肯定派に狙われて議員が逃げることがメインに話が進むが、個人的は市民目線での周囲に巻き起こる残虐非道、狂気をもっと表現して欲しかったことが心残り

狂ってて良かった。パージ中の人たちのコスプレが秀逸。殺人鬼コスプレ鑑賞映画。

シリーズ3作目。パージ施行25年目。
今回もレオがかっこよすぎて惚れる。
頭のおかしい人たちの気合の入りようがファッションにも現れていた。可愛い装いの不気味なJKを一言で表すならマジ卍がぴったり。
"醜い真実から目を背けていては変化できない"これをパージ賛成側が言っているところに矛盾があると思った。

こんなに壮大になって４はどういう内容になるんだ、店主好きだった
まじで４の予想がつかん
４はゼロのストーリーか

Party in the USAのシーンは何回も見返すほど好き

滅茶苦茶な世界だが、アメリカっぽい。やはり宗教が絡んでくると危険な国策もさらにヤバくなってしまうわけか。こんな制度があれば、この日のために外国から人が押し寄せてくるのも興味深いが、逆に一般人は何とか出国したい。

グロいだけのB級映画かと思ったらめちゃくちゃ丁寧に作られてて面白かった。ただし倫理観が激ヤバ。「殺人ツアー」の字面がヤバイ。チョコバーの恨みは怖い。お邪魔系キャラがいなくてストレスなく見られる。女を守るシークレットサービスの構図かっこよすぎる。

シリーズものと知らず本作だけ見てしまいましたが（ドラマのThe Purgeもあります。そちらは全部見ましたが、俳優陣の演技が微妙…。）、背景（ルール）が分かっていれば特に問題なくついていけました。

Purgeというのは粛清とか浄化的な意味です。恐るべし…。ルールは簡単（？）、一年に一度Purgeの日があり、その日（厳密には12時間）は普段は犯罪とされている行為何をしても不問にされるというものです。

ストーリーもわかりやすいです。過去Purgeで家族を皆殺しにされたチャーリー・ローンはNew Founding Fathers of America（そもそもはFounding Fathersというのはアメリカ建国の父で、ワシントンやアダムス、ジェファソンなどのこと）が推し進めるPurgeに反対しています。一方NFFA側は既得権益を守るため、Purgeを推し進める反対候補を擁立し、大統領選を戦っています。ローンが市民の支持を取り付けることを懸念し、NFFA側は新ルールとして、アメリカ政府の要職に就いている人物もPurgeの対象から外さないと発表します。もちろんローンを粛清するため…。しかし、ローンは一般市民との視点や距離を大事にしているため、シェルターに隠れることはせず、その12時間を普通に過ごすことを決めます。そこの警備を担当するのはLeoを含めた精鋭。12時間を無事に過ごすことが出来るのか…。

時間が短いのであまり精神面を深堀した内容の映画ではないのですが、ドラマ版のように深堀していったら面白いものが作れそうだなと思います。（たとえば、かたき討ちをしたとしても、全然気持ちが晴れなかったなど）でも全体としてわかりやすいです。NFFAはNRAのことなんだろうな。