ビフタネン

カノンのビフタネンのネタバレレビュー・内容・結末

カノン(2016年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

富山、金沢を舞台に3姉妹と母親の家族愛を描くご当地映画ってやつらしいです。

映画に観る人を選ぶ権利なんてのがあるとしたら
僕は間違い無く本作に
拒否られるタイプの人間なわけですし、僕もお断りしたいのですが...

お仕事関係の方がクラウド・ファウンティングやらナントカしたらしいのでやむなく鑑賞。

死んだと思ってた母親が生きていると聞き富山に集まる三姉妹。

東京で専業主婦の長女
地元富山で教師の次女
金沢で料亭の女将!の三女な佐々木希...

1人だけ取って付けた様な設定ではあるが、母親が女将としての重責の末アルコール依存になったという経緯があるのでご当地感を強引かつ上手く組み込んでます。

アルコール依存の母親演ずる鈴木保奈美さん。
動く姿、初めて観たかもしれません。
北陸訛りを発する渾身の演技が結構強烈でして...ちょっとひきました(・∀・`;)

アルコール依存やDV旦那のエピソードを盛り込み
ビフの乙女心に磨きがかかるとかかからないとかな感じなんですが...

まぁ、悪く言いづらいお話ですね
(・∀・`;)

本作の一番の問題は
映画館で流す映画としては
絶望的に絵面と演出がショボい事!(;´д`)

鈴木さんとこの保奈美さんが
酒を煽る場面を中心として
全体的に漂う交通教則ビデオ感は
映画館ではキツイ。

これ見て
『北陸に行ってみよっ!』
なんて思うのかね...

映画館で公開する意味があるとは
思えないが

本作に関わった地元民が
『いや〜良い仕事したねぇ〜』

なんつって美味しいお酒飲んで満足したなら良かったのではないでしょうか。

誰かに怒られそうなので

おしまい。
ビフタネン

ビフタネン