大好きなトーキングヘッズやレインコーツのハッピーな音楽にテンションあがった！
思春期に、こんなフリーダムな大人たちがそばにいてくれたら最高やろな。
特に、グレタ・ガーウィグ扮するアビー（赤い髪とパンクファッションがかわいい）みたいな人が近くにいてくれたなら！と心底思った。
しかし、あんな女性陣に囲まれ育っちゃうと、ジェイミーは後々こじらせそうやな。。。
主人公ジェイミーと、年頃の息子が気掛かりで仕方ないお母さんの関係性がいい。
不器用で分かり合えないときもあるけど、そこにいてくれるだけで安心するんやね。
個人的にエル・ファニングがよかった。
自称・破壊型の17歳。
気だるそうにタバコをプカプカしながら、ジェイミーに大人の男の所作を伝授したりなんかして。
幼馴染のジェイミーとは添い寝できるほどの仲良しで、それ以上発展させないようにしつつも、毎晩のように窓をよじ登ってやってくる。なんて思わせぶりな女の子！
息子や若い世代のことを理解しようと、お母さんがトーキングヘッズやブラックフラッグのレコードを聴きながらダンスするシーン、よかったな〜。
マイク・ミルズの作品は、寛容さとやさしさで溢れてる。
