えも

レディ・バードのえものネタバレレビュー・内容・結末

レディ・バード(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

自分の幸せは自分で決める。自分の価値観は自分で作る。
そう思っていても立ちはだかってくる壁がある。誰かに依存して生きている。どこか家族と似てしまう。

1人でなんて生きていけないけれど、1人で考えて動き出すことはできる。1人で動き出せなくても、頭で考えることはできる。
できることをやる。できないことに苦しむ。青春時代にぶつかっておくべき壁を見事に表現した映画だと思った。


個人的に"不器用な人"は好きではない。大体最初の方で嫌なこと言うけど、あとあと優しい一面とか見せてきて、結局評価されるあの不器用な人。
優しいという事実も傷つけたという事実も等しく扱わなければいけないと個人的には思う。

人の心には余裕が必要だと思う。でも環境のせいで心に余裕がなくなることがたくさん。
せめて自分の中にゆとりを作る方法は身につけておきたい。

自分の気持ちには素直に生きたい。
えも

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