KaburaのKI

レディ・バードのKaburaのKIのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
5.0
★この映画は「coming-age story」といわれてます。少年・少女が成人になっていく成長を描いた物語という意味です。内容だけ書くとホント簡単なお話で、成人は18歳という年齢が一つの節目になっています。
★地方に住む高校生が憧れの大都会に出て暮らし、そこで今まで自分が過ごした故郷での生活、両親や友人、教師や町の人々のことについて再認識するという物語。繰り返すと、故郷での生活、そこで暮らしていた両親たちがいまの自分の全てを形成し自分の原点、帰るべき出発点(原点)になっていることに気づく話です。
★物語の冒頭では、女性エッセイストのジョーン・ディディオン氏の以下のような言葉で始まります。

「カルフォルニア・快楽主義について話す人は誰もサクラメントでクリスマスを過ごしたことなどはない」

★この映画を観終わった時にこの言葉の意味を自分は理解できるだろうかそう思いました。

以下で内容に触れるのでコメント欄に記載します。
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