さーや

犬に名前をつける日のさーやのレビュー・感想・評価

犬に名前をつける日(2015年製作の映画)
3.5
ペット業界の先にある現実。
それも頑張っておられる方々の活動を通して
「こんな人たちがいるんだ」と
鑑賞者の心情を慰めてくれる視点のドキュメンタリー。

現実の多くは
もっと酷いことが行われてるんだろうなとは
想像に易い気がする。

ずっと犬がそばに居て育ったから
それこそ動物関連の仕事に就きたいと
思った子ども時代がある。
まぁ…動物病院関連は
動物の生死や動物実験に、
ペット業界は商品として消費することに
消費の行く末の最終処分事情に、
耐えられないほどには弱い人間なので
その道は選ばなかったのだけど。

この映画に描かれた活動家の方々は
現実を目の当たりにする覚悟を経て
どうにか目の前を救いたい変えたいと
現実に向き合って行動されている。

何かできることがあれば
迷ってでも行動できる自分になりたい。
精進したい。
さーや

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