さーやさんの映画レビュー・感想・評価

さーや

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ゲキ×シネ「薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還」(2023年製作の映画)

4.5

舞台公演、最高だった!
ライブビューイング、最高だった!
とくればゲキシネも当然!最高!!

駆け抜ける爽快感!
これぞエンターテイメント!

贅沢にすぎる3時間強。



天海さんの凛々しさたるや美
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.8

知らない街の深夜と早朝を切り取った
ポートレート味の強い旅映画


ひとびとが自分の居場所へ帰り
静かな中に寛ぎの気配が
そこかしこから漂う深夜の徘徊の
真夜中という背徳感も併せて抱く陶酔感。
学生の
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.0

韓流バイオハザード🤔

続きが気になるので
次作が公開されたら観るのよ、という
自分へのメモのための記録。

韓国映画はあまり馴染みがないのだけど
邦画と通ずる陰鬱さが漂っているのか〜という触感。

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

2.5

未曾有の感染症の最中だから今でしょ!
って製作したんだろなって思うけど、
あの原作を2時間に詰め込むには
無理がありすぎて案の定…。

原作をご存知ない
この映画観た人と
この映画を観ようとしてる人に
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.8

清々しく瑞々しい
身体の中が浄化される感じの映画。

日々のなかでいろんな事情で
揺らぐ不安定な心身の真ん中を
そっと柔らかく包み込む
良質なファンタジー。

くらげのシーンは幻想的でうっとり。
ごめ
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犬に名前をつける日(2015年製作の映画)

3.5

ペット業界の先にある現実。
それも頑張っておられる方々の活動を通して
「こんな人たちがいるんだ」と
鑑賞者の心情を慰めてくれる視点のドキュメンタリー。

現実の多くは
もっと酷いことが行われてるんだろ
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ゲキ×シネ「薔薇とサムライ」(2011年製作の映画)

4.3

強烈なエンターテイメント!!
爽快感や多幸感が押し寄せてくるインパクト大の舞台作品。


とにかく美しくて格好いい天海祐希さんを
堪能できる贅沢な贅沢な3時間。
他客演もお馴染み陣営も珠玉の布陣。
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

かんわいかったーーー!!
登場するOLみんなかんわいかったー!!

バカリさんもスタッフさんも演者さんも
すっごく楽しかっただろうな!っていう
雰囲気だけでもうこっちも楽しくなる。

こういう何も考え
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

ジェイコブ〜!!!
ジェイコブ良かったね大好き…!!!



今回はもはや半分政治映画だった…
わくわく魔法WORLDはいずこ…。
や、ちゃんとわくわくドキドキで面白いですけど!
単純にニュートの冒険
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.0

ジェイコブ〜!!!
ジェイコブ大好き!!!



ニュートのお家かっこ良すぎる。
お家とカバンのシーンだけで
ほんと鑑賞する価値ありな世界観!!

ニュート可愛すぎ…
テセウス、エリートなのに不憫で可
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

ジェイコブ〜!!!
大好きすぎる、ジェイコブ〜!!!


戦うファンタジー好きで
魔法使い好きとして
ハリポタは小説・映画ともに履修済みなので
ファンタビは大人視点になった分見易く
魔法動物を堪能でき
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.5

美味しいごはん映画シリーズ🎬

実体験を元にした小説が原作とは…!
人生のひとときに、こんな体験があるなんて
なんて素敵な…!!!

過疎地域は穏やかで素敵だけれど
悲しみや寂しさとすぐ隣りあわせで
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.6

美味しい映画シリーズに見せかけての
すごく素直な青春映画🎬
瑞々しい。

10代のくすぐったい感じにきゅんとしつつ
自分の青春のあれこれが思い起こされて
ちょっと高揚した浮かれ気分にのっかって
作中の
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.0

このテーマでこのキャストなら
しっかりと安楽死についての深掘りをしてほしかったな(できるやん!)と
個人的には思ってしまう。

とはいえ映画として話題に取り上げて
普段意識しない層へのきっかけの提供と
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.5

つらい。
もう、つらすぎて苦しい。

言葉が出ない。


負の連鎖の極一端なのだろう
描かれている全てがやりきれない。
脈々と息づいている暮らしのなかでは
親や兄弟の在り方の方がきっと現実的で、
そこ
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ユメ十夜(2007年製作の映画)

3.2

「夢を見た」
だからこそのあやふやに曖昧な全て。

それぞれ著しく激しい。
現代版っていう言葉便利だな〜
そして自由だ!

夢なんて輪郭のないものを文章に落とす漱石。
文字を音や映像として彩り広げ作り
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カミハテ商店(2012年製作の映画)

3.0

迷いから決意に至ったラストの表情がいい。

気持ちひとつで人間て変わるよね、
表情だけではない気迫とか姿勢とか。

凛として美しかった。



つきまとう仄暗さ、湿った日本海沿岸、
いくつかある邦画の
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食べる女(2018年製作の映画)

3.5

女どもよ強かに生きよ!系。

道草しまくり迷いまくりながら
あれこれを切抜け乗越え
美味しく楽しく
肩の力抜いていこうぜぇ!って
トン子さんのこざっぱりとした清々しさが効いている。

うん、そんな女性
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福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.5

なんていい人なんだ…!

他人に理不尽に傷付けられたけど
本人の心根はまっすぐ優しいまま
でも護身の武道を身に付けてるとかグッとくる。

心の痛みを知っている人は
優しいよね、っていう納得感。

穏や
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ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.6

これは、、、
もたいさんの演技が見事過ぎて
いろんな意味で心に響く。

リアルで
とてもリアルで
涙なくしては見れない。

ご友人がまた穏やかであたたかい方で
めちゃめちゃ泣ける。

この年齢層の御婦
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プール(2009年製作の映画)

3.5

随分前に挫折した作品を
いま一度改めて。

今回はしっくりきたのは
前回の時よりもわたしが成長したからか
そういうタイミングがきたからか。


カラッとしてそうな映像のなかに、
人物たちそれぞれの抱え
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ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

3.6

猫とじいちゃん
島と自然と人の営み

いろいろを心中におさめて
人々が寄添い穏やかな日々を過ごす
その傍にたくさんの猫

めくるめく岩合さんの世界



老後を考えちゃうお年頃的に
なんとも心にくるも
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団地(2015年製作の映画)

3.8

久しぶりに映画で声を出して笑った。

ご夫婦が始終、これぞ夫婦漫才!という
テンポ良すぎる軽快なやり取りで物語が進む。

爆笑のコメディ!
めっちゃリアルな舞台背景から
SFに転ずるのも含めてコメディ
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Endless SHOCK(2021年製作の映画)

4.5

すっごいエンターテイメント!!


華やか!煌びやか!SHOW最高!と
重い!苦しい!しんどい!が
それぞれに見応えとして
寸分なく押し寄せてくる怒涛の3時間。

激しく重たいストーリーの中に
ミュー
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ゲキ×シネ「シレンとラギ」(2013年製作の映画)

3.5

濃い!
重い!!
しんどい!!!

けどそれ以上の見応え感。

舞台上の藤原竜也大好きですけど
ラギはその魅力を満遍なくに楽しませて貰えて
なんならお腹いっぱいな満足具合。

永作さんお美しくお上手で
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パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

4.0

美味しい映画シリーズ。
(映画っていうかドラマ?)

経緯がとてもリアルで。
周りの方々も其々にリアルだから
その中での心情と姿勢にいいな!って思う。

自分という軸を手放さずに
いろいろを自分なりに
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函館珈琲(2016年製作の映画)

3.3

ネルドリップのコーヒー飲みたい!
ってなる珈琲映画。

夢を実現させている人たちの葛藤は
眩しいなぁ。

きれいだなぁという感嘆と
情熱を抱えられることへの羨望と嫉妬を
思い出させられた。

身の内を
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そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.5

美味しいごはん映画シリーズ

それぞれ過去にいろいろあって
乗り越えたり慰めたり抱えたままだったり
そんないろんな過去もまるごと
広大な空と大地と仲間に囲まれて
泣いて笑って支え合って生きている
大人
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.6

優しい映画。

美味しいごはん映画シリーズと思ってたので
あれ?ファンタジーなのね?と想定外ながら
なかなかグッと心にくるお話しでした。

母の愛と夫婦の愛が
とてもきれいで愛しい。

何かあったら
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.8

風景と街並、音楽がとても綺麗な映画。

あれ?これファンタジー?と思ったけど
後半は涙がぽろぽろ溢れて止まらなかった。

1日分の寿命と引き換えに消えるものは、
日常に疑問も違和感もないかわりに
当然
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.5

何年か越しで、ようやく最後まで見終えた。

つらい。
つらい、という言葉しか出てこない。

これが実際にある(そしてきっと思ってる以上に起こっている)ことを考えるとやりきれなさが過ぎる。

そういう境
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あなたへ(2012年製作の映画)

4.0

誠実に
正直に
丁寧に
堅実に

生きることを積み重ねることの尊さを
静かに教えてくれる映画。

ひとり気儘に
不安と隣り合わせでも
ひとまず安穏と過ごしているけれど

誰かをちゃんと愛して
その人に
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.8

夢と希望に溢れた気持ちに夢を見て
冒険を決意する2人。

オリジナル版の
夢見るおじさんたちと違って、
地に足ががっしり着いた現代の女性が
若々しく瑞々しい夢を見ることで
自分自身への追悼を果たす。
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

溢れんばかりの愛情と
やりきれなさすぎる切なさ。

あまりにも苦しいと涙も出ない。
リアル過ぎるのもあるのかもしれない。

終わり方に呆然となるところに
美しすぎる歌声が拍車をかける。

3人は確かに
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

もう父と母の愛の注ぎ方に涙。
なんていう愛情。

随所に描かれる深い家族愛がすごく印象的。
(日本人にはない距離感っていうのもあるけど)
両親に同性との一夏の真剣な恋を知られる
って自分ならとても嫌だ
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

常に心掛けたい言葉
「日日是好日」

お茶は
お茶と和菓子の美味しさもさることながら
器、お軸、お花、建物、空間、着物、etc
楽しさが詰まっている。
こんな立派なお庭まである
素敵すぎるロケーション
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