レオ

犬に名前をつける日のレオのレビュー・感想・評価

犬に名前をつける日(2015年製作の映画)
3.9
タイトルの響き的にほっこり日常系かと思ったら、命は重いドキュメンタリー系でした。
見るのも辛ければ聞くだけでも辛いシーンが多いけど、これは道徳の時間に見るべき作品。
自分都合で飼えなくなったペットの行き先、多頭飼育の崩壊、今は動かしていない殺処分部屋、知らないことだらけだけど、その裏で現在進行形で救ってくれている人達がいるということを知れて良かったです。
(真面目な作品にはどうしても感想文のようなレビューになってしまう)

保護団体預かりの動物は、捨てられたり、野良だったりと言った負のイメージが強かった中で『震災により避難所に連れて行けない』という事情は思い付きもせず…。
ペットを飼っている・飼っていないで認識は違うのかな?
ずっと唸るばかりのわんちゃんが避難所へ定期訪問した際にずっと飼い主にぴったりくっ付くシーンは可愛さと悲しさでなんとも言えない気持ちです。


なんかたまにドラマパートとして上川隆也が差し込まれてて『なんぞこれ』って感じだったんだけど、あらすじ見たら元夫役なんですね…。
保護団体の説明より情報が少ない上川隆也。
そしてあらすじの情報量の多さよ…。
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