なんだかなぁーと思うところもありましたが、十分楽しめました。マット・デイモンだし、テーマがテーマなので一定の面白さは担保されてるわけであります。
なかなか予想できない物語がGood。単純にワクワクします。
このテーマから現実世界の様々な問題を警鐘してるのが面白いですね。大体は人口増加から来る問題で、食糧問題（飢餓）や移民難民、地球温暖化など…考えてみればダウンサイズがテーマで映画を作るならミクロワールド的なアドベンチャーにするか今作のようにメッセージを込めるか、2択なのかも。
この映画の良いところと悪いところは裏表です。物語は読めないけど支離滅裂というか、纏まりがありません。
色々詰め込んでるけど結局骨太なテーマが希薄でピントがぼやけている感じ。主人公の成長を描いているのはいいけど、中途半端なロマンスや前述の世界的問題を半端に持ち出すからどっち付かずになってるのかな。
アントマン、ミクロワールドとは違う方向に振り切ったのは良かったと思います。でも小人になってドタバタする絵は見たいでしょ…
