ジャケット見てコメディかと思ったら、コメディっぽい要素もありつつヒューマンドラマだった。
人間を小さくするダウンサイジング技術が実用化された社会。
将来的なメリットを考えて夫婦でダウンサイジングをすることにした主人公のその後の生き方を描くストーリー。
マット・デイモンなのに強くない、知性を発揮するわけでもない、普通の（ちょっと情けない）中年男性役。
新しい人生を踏み出すつもりが二転三転していくのが笑うに笑えないなあ…
ダウンサイジングした後に出会う隣人クリストフ・ヴァルツがなかなか良い味出していた！
尺が意外に長いだけあってどんどん壮大な展開になってゆく…
けれど、コメディと思い込んで観てしまったからちょっと肩透かし食らったな。
「本当の幸せって何だろう？」と考えさせる系のヒューマンドラマの要素が強い作品だった。
