このレビューはネタバレを含みます
真実は相対的、私の伝えることが真実になる、サンドラ・ブロック演じる主人公の言葉に冒頭から唖然、その場を支配する独特な雰囲気があります。
選挙戦略担当として勝つためなら何でもあり、罠をしかけ罠をしかけられ、気持ちよくない中傷合戦、やっと掴んだ勝利の先にあるものは？
ハラハラさせられ、おもしろい場面もあり、それなりに楽しめました。サンドラ・ブロックが猛スピードで走るバスの窓からお尻を出す光景に驚き。ご本人のものかはわかりませんが。
(あらすじ)
かつて選挙戦略のプロとして活躍していたジェーン（S・ブロック）、ある選挙で大敗し「疫病神」という不名誉称号までつけられて以来、自然に囲まれた田舎で暮らしていましたが、ボリビア大統領選の候補者で元大統領でもあるカスティーヨの戦略担当として誘われます。でもこの候補者とても不人気、はじめは興味が湧かないジェーン。
ところが大人気の対立候補の戦略担当が、かつて大敗を喫した宿敵（ビリー・ボブ・ソーントン）と知り闘志がよみがえり、ボリビアに乗り込んだジェーンの戦略で不人気だったカスティーヨの支持率は伸びていきますが…
