yoko45さんの映画レビュー・感想・評価

yoko45

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印象に残る言葉や光景に一つでも出会えればと思い映画を観ます。
素人で知識も深くなく長文は書けません。
電車の中で皆さんの感想を読み、色々な見方・考え方に触れるのが楽しく、その表現方法に感動、羨ましさからくるため息が出ることも。人の表現を批判しない寛容なこの空間が好きです。
Filmarks教えてくれた22○さんとda○さんに感謝。

映画(700)
ドラマ(0)

マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

4.4

 亡くなった夫との夢、本屋を開店する主人公と大きな家に引きこもる老人との距離感が何とも味わい深いです。邪魔で嫌な方々が登場しますが、いますよねぇ、あなたいったい何を守ってるのよみたいな理解不能な人たち>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.3

 顔・風景の陰影、光のあたる所と影の強弱が美しく綺麗、それだけでも別世界に誘われ満足、ベートーヴェンの交響曲がいきなり途切れるのも趣きを感じます。撮影場所を選んだ監督たちが素晴らしいと思います。
 内
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コンフィデンスマンJP(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

 ドラマを見ていませんが、安心、軽快、そして楽しい~、身を任せて心地よく二度三度騙されました。というより予想しても分かりませんね、そういう作りになってますから。
 出演者たちも楽しんでいる感じが伝わっ
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.7

 さえない男がフラフラと、踊り、訳の分からない歌を、そして戻りたい帰りたいと叫ぶ、はじめは???で始まりますが…油断しました、これは気を抜かず心して観ていないと…昔に進む線路と風景、主人公演じるソルギ>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

4.6

 朝と夜、人気の無い静まりかえった店内、職場の神聖な雰囲気、人で溢れ賑やかな昼間が嘘のよう、通路を移動するフォークリフトの動きと流れるクラシック音楽が似合います。
 この作品があるということは、東西統
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たちあがる女(2018年製作の映画)

4.5

 いや~面白い、でもどういうふうに書き残せばよいかわかりません。
 かなりいけないこと計画して実行するハットラ、しかも非暴力や平和の象徴である偉人の写真とともに。男性3人の楽器演奏と女性3人の合唱がハ
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荒野にて(2017年製作の映画)

4.3

 ピート(競走馬)の目が汚れなく、チャーリー(C・プラマー)が自然で瑞々しいです。脇役(Sブシェミ、Cセヴィニー)とチャーリーの交流も印象に残りますが、同じ場所に留まることができないチャーリーとピート>>続きを読む

光のほうへ(2010年製作の映画)

3.9

兄弟の目の前で消えていった命。
兄弟が光のほうへ歩む機会はあったのでしょうか。
光のほうへ向うことに迷いがあったのでしょうか。
兄は友人以上に弟のことを気にかけるべきでした。
弟の最後の行いは最も犯し
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泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

4.1

 声のない、音が雪に吸い込まれていくような世界が新鮮です。
 小さな子どもにとって、けっして小さくない冒険。
 この映画のような夢を見てみたい、疲れを少し感じながら、意識がどこかへ沈むのを覚えながら。
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妻の愛、娘の時(2017年製作の映画)

4.0

 時代の移り変わり、それは住宅地や商業施設の開発、情報技術の進化、結婚観や仕事観の変化、色々ありますが、こういう映画を観るとつくづく思います、進歩していることは良いのですが、どこかで確実に失われていく>>続きを読む

29歳問題(2017年製作の映画)

4.2

自立心は強いと思っていた
いつの間にか仕事に依存
気づいたときの無力感
選択は人それぞれ
少し休みたくて
憶えておこう
楽しかった事
言葉と出会い
きっと笑える

 監督自身が12年間?演じ続けた一人
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ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

4.3

 患者に施される悪魔の手術、無理矢理に何の根拠もなく、医師の勘で。
それとは一線を画した実在の精神科医、ニーゼ・ダ・シルヴェイラ。
 患者に何も強制しない、暴力を振るわない、絵の具や粘土を用意し彼ら彼
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彼岸花(1958年製作の映画)

4.4

結婚は金銀ではなく真鍮(合金)
真鍮を金銀に変えるのが結婚
他人の子には結婚を冷静に指南
我が子の結婚には冷静になれず
矛盾という名の親の想い愛情
どうにかやっていれば良い
子どもの幸せが親の幸せ
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 望まれない誕生、母から監視されているような感覚、抱擁と挑発に惹かれる二つの自分…主演の2人も好演、芸術性も高そう(理解してませんが)で好印象なのですが…
 最後の方のアレがね~腹痛の原因がね~クロエ
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秋日和(1960年製作の映画)

4.7

晩春から11年
東京物語から7年
時を経て原節子が母親役
「ちょっとそこへお座りなさい」「分かった?分かってくれるわよね」原節子が過去の作品で言われていた台詞を今作品で娘役の司葉子に…新たな人生を迎え
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わたしは、幸福(フェリシテ)(2017年製作の映画)

3.6

 コンゴ、キンシャサ
 街の雰囲気と主人公フェリシテの表情は晴れることを約束されない空のよう。 
 事故にあった我が子の手術のため、お金の工面に奔走する母としての強さ、歌えなくなる人としてのもろさ。
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.7

お隣へのお節介と無関心
親のいいつけを聞かない子
あらたな門出を迎える新婦
美しさが離れていく寂しさ
語れば切りのない家族の間
言葉では表せない男女の間
むかしから変わらないこと
外でライオンが歩いて
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

見た目で判断してはいけません
 騙されました、悪い人が誰か

ブリー・ラーソン
 ルームやショートタームの彼女が好印象なので心配しましたが…きびきびした動き、不屈、正義、合ってますねぇ、驚きました。整
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.2

こころが洗われます
まっすぐで邪念なく
行く道がジグザグでも
言葉に振り回されても
ただただ、まっすぐ
いったい、いつから…
近道を考えるように…
まっすぐでなくなる…
それが自然だとしても
忘れたく
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

あの日あの瞬間
消えた少女の命
自身の判断ミス
消えない後悔と記憶
再び立ち向かう勇気

 市民からの緊急電話を受ける緊急通報指令室の交換手のお話。緊張の連続で心臓に悪いです・・犯人を不審に思った市民
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.7

これから観る方は読まないで

サラの失敗,
 仕事、政治に没頭し、幼馴染みの女王と共にする時間を失ったこと。
アビゲイルの過ち,
 女王の哀しみに寄り添わず○サ○を踏みつけたこと。
アンの失念,
 自
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

柳…ふと思い浮かべました
揺るがない幹、優雅な外見
やさしく、やわらかい色気
流れに逆らうことなく自由
自由の代償、哀れ、悲しみ
大切なことに気づいても
求めることはできません
許しや和解の訪れを

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.6

小さな島での銃乱射事件
たて続けに聞こえる銃声
居場所が分からない犯人
逃げまどう人、動けない人
落ち着いて、周りをよく見て
目立つ色の服を早く脱いで
お願い、最後まで逃げ切って
理不尽に奪われる命
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

港町シェルブール、幸福と別れ
ジュヌヴィエーヴの迷いと決断
ギイの失望、マドレーヌと再起
ジュヌヴィエーヴとギイの再会
気持ちを抑えるように短い会話
旅立ち、不在、帰還、雪の夜
心の痛みは和らぐのでし
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東京物語(1953年製作の映画)

5.0

 普通の家族と人生の話を抑揚なく淡々と穏やかに見せつけられる、身につまされる感じです。子どもから大人へ自立、希望に溢れ配偶者を得て子の親になる、子どもの将来に夢と期待を抱く、山あり谷ありの子育てと家族>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

4.5

 登場人物の多さ、会話の面白さ、軽快な雰囲気、そして最後はなんとなく寂しくもあり温かくもあり。こういうのを脚本が素晴らしいというのでしょうか。
 ずっと一緒にいたいけど、そうも言っていられない、家族、
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晩春(1949年製作の映画)

4.8

父娘:周吉と紀子
兄妹:周吉とマサ
友人:紀子とアヤ
 戦後社会の様子を反映していない作風で当時は色々賛否両論だったとのことですが、兄妹、友人同士の会話や間合いは面白いし、父と娘の物語としてとても味わ
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早春(1956年製作の映画)

4.4

 正二(池部良)と妻昌子(淡島千景)の会話と距離が何とも言えません。複雑な心情、きわどい感じが繊細で味わい深いです。先輩や仲間たち、人々の言葉が温かくて心地良くもあり、乾いていて悲哀もあり。
 戦友、
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.3

淡々と流れる日常の光景
住み込み家政婦の一人、クレオ
雇い主は彼女の出自を知らない
子ども達に愛情もって接しても
彼らはクレオの姓名を知らない
淡々と流れない不穏な社会
妊娠したクレオを認めない若者
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.1

 これはもう楽しく面白く笑いました。なので2回観てしまいました。ふざけたこと大真面目にやってます。
 東京に反旗を翻す革命の物語、GACKTも伊勢谷もはまり役、二階堂ふみは始めオヤっと感じましたが違い
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理想の結婚(1999年製作の映画)

3.8

将来有望な政治家ロバート
ロバートの妻ガートルード
夫妻の友人で独身アーサー
ロバートの妹メイベル
そしてチーヴリー夫人
 このチーヴリー夫人(J・ムーア)が悪いんです。ある昔のネタで政治家ロバートを
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.9

一文無しになり永遠と独り言
つい習慣でファーストクラス
今後どう生きるか、浅い計画
安定剤飲んで、お酒を飲んで
子どもたちに怖い目で独り言
とまらない震え、ノイローゼ
嘘、飾り、虚勢、また独り言
痛く
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バハールの涙(2018年製作の映画)

4.6

 想像を絶する女性たちの苦しみ。
 監督はクルド人自治区に行き、前線で出会った女性たちから証言を集めたとのこと、敬意を表するしかありません。
 戦う女性バハールを演じるG・ファラハニと女性記者マチルド
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

ドクター・シャーリー(M・アリ)
トニー・リップ(V・モーテンセン)
いつまでも見ていたい二人のかけあい
悪しき慣習のなかでも歩み寄れた二人
相手が何者かを知り、自分自身を知る
終わらないで欲しかった
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.2

 最初の絵がこれから出てくる場面を表していて雰囲気、趣がありました。バスタブの中、壺の中、ひっくりかめの水曜日、ガス点灯夫たちの踊り、それぞれ楽しかったり迫力あったり。
 メリー・ポピンズを演じるE・
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

3.7

意欲的な取り組みかと
オムニバス映画、14人の女性監督。
多くの出演者を一度に観られる素敵な一時。映画が好きの気持ちを大切にしたくなります。「回転てん子…」は異色で面白すぎ。
興味ある方は是非HPをご
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