『ドラム缶と黒人の無駄遣い』とは、まさにこの事。
砂に触れたらアウトだなんてまるで高鬼のようで個人的にはヒットする設定ではあったのだけれど、若干その死に方がパターン化されてしまていたので惜しいと感じたり。
登場人物に限って言えば、主人公の女、主人公みたいな男、イケメン、ビッチと個性にやや欠けている。唯一、作中の大半を友人の悪戯によってドラム缶に身体を詰まらせっていたギルバートには魅力を感じたが、活かしきれていない(悲鳴を絶えずに続ける女達、本当にずっとなのだ)
まぁ、最後のアクションはそれまでの展開もあってか、なかなか良かった。
ホラーとしては欠点多くもパニックムービーとしては凡作くらいなんじゃないだろうか。
最後にこの映画において得た一つの教訓は「ビーチにおいて靴は偉大」という事だ。