ニャンおっ太

ブルーに生まれついてのニャンおっ太のレビュー・感想・評価

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)
3.0
前もってドキュメンタリー「レッツ・ゲット・ロスト」見たのが確実に裏目に出てしまった。写真家ブルース・ウェーバーが映し出した本物のチェット・ベイカーは瞬間瞬間が輝いていて表情豊かでファニーで色気あったのに、イーサン・ホークは似ている面も多々あったし魅力的だったけれど硬くてぎこちない(イーサンは悪くない完全に監督演出家のミス) 薬物依存の苦悩の描かれ方も表層的。低迷期の話だから仕方ないけれど演奏が心に響かずラブストーリーが陳腐で、映画としては凡庸。