まさなつ

ブルーに生まれついてのまさなつのレビュー・感想・評価

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)
3.9
冒頭、モノクロで始まり、いかにもジャズ映画って感じがしたら、その後はカラーに変わり、時々モノクロも挟まれます。あのまま、全部モノクロでも良かったかなとも思いましたが、カラーも落ちついた雰囲気で悪くはなかったです。

ジャズもチェット・ベイカーもあまり知らないですが、聴いたことある曲も多く、それはあまり気になりませんでした。

それにしても、ミュージシャンとドラックというのは、切っても切れない関係なんでしょうか?
帝王マイルスが見守る中という極度の緊張感や久しぶりに特別な場所で演奏する不安。それを追いやってステージに立つには、、一度知ってしまうと、中々やめられないということですね。

女優志願の黒人女性との恋は、「LALALAND」のようで、いい感じです。
イーサン・ホークが、味わい深く、このジャズマンを演じていて、良かったです。

それにしても、トランペットの音色って、なんであんなに哀愁漂うんでしょうか。みんなが寝静まった、静かな夜中に観るのに向いてます。
まさなつ

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