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ボブという名の猫 幸せのハイタッチのPoMooNのレビュー・感想・評価

4.0
幸福を呼び込む猫ボブ。正に招き猫🐈。自称猫好な私にはボブの愛くるしさが堪らず、メロメロ😍

薬物治療中の路上ミュージシャンでホームレスのジェームスが野良猫ボブと出会う事で彼とボブの人生を変えていった実話。

出だしは美しいロンドンの街並みにため息しながら見ていると、裏の顔、裏通りに生きるのが厳しい人々が居る事の対比で切なくなる。ジェームズも薬から離れようとあがき苦しんでいる一人。そこにふらっとボブがやってくる。最初はボブの愛嬌と可愛さでお金を稼ぐけど、ボブとの生活で何とかボブを守りたい、飢えさせたく無い想いがジェームズを変えていく。

猫の可愛さ、賢さばかりに目がいくけれど、この作品を通して、人って自分一人の事だけでは戦え無いのかもしれない、自分以外の守るべき存在が居るから大きなパワーが出るんだなぁ。スポーツマンもよくそういう発言するけど、、人生って、そういうものかもしれないと思わせる。

エンドロールで主人公とボブの実際の画像がでてきて、出演してる猫とそっくりなんですけど??と食い入るように見たあとで、他の方のレビューに本物のボブが出演してる、と書かれてあって、改めてボブの理解力の凄さに舌を巻いた。ボブ前世は人だった??
続編も作成されてるようなので見てみたい
追記:作中、ジェームズが歌う歌詞が彼の日常と人生にぴったり合っていて心に沁みた

No1194
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