映画化による若干の脚色は仕方がないとして、猫がここまで懐くもんなのかと。帰巣本能とか着いてくるとかあるとは驚きだし、これなら飼いたくなる。
ホームレスが、犬を連れているのはよくあるが猫は余り観たことがない。実話に基づいてる話だから余り大きな事件は起きないが、1人の人間が心の拠り所を得ることで、立ち直る様は観ていてホッとする。本編の長さも短くてちょうどいい。
個人的には、ボブに対してより『彼にはラストチャンスだと思う』と諦めず家を探してくれたソーシャルワーカーの女性に1番感謝すべきだな。あと、たまに出てくる謎のボブ視点の映像やネズミのやり取りは何か意味があるのか？もっと脚色してしまうか、省いても良かったのかも。
コヴェントガーデンでは、今でも多くの大道芸人が芸をしてるんだな。多分100年後も芸人が芸をしているんだろう。ロンドンの懐の深さだな。
