ヨダセアSeaYoda

アルファベットのヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

アルファベット(1968年製作の映画)
3.9
アルファベットの歌(不気味なアニメ)、何かの誕生と崩壊、そしてまたアルファベットの歌(淡々と写真を並べたような実写映像)。またまたシュルレアリスム的な映像体験となっており、どう解釈するも、解釈しないも自由な短編といえそう。深く何かを考えなくとも、神経に訴えかけてくるような不気味さがある。

ABCは即ち文字であり、知識。知を詰め込んだ人間が崩壊していく様子から、自由な発想や本来の本能から切り離された人間が壊れてしまうところでも描いているのだろうか…?

リンチはABCを学ぶ(?)女性役に自身の元妻ペギーを起用している。

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観た回数:1回
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