ん〜〜。
私には結構退屈で意味がわからない作品でした…
ポルトガル怪談
みたいな。
画の撮られ方がアキ・カウリスマキみたい
真正面からの決まった構図のカット
車もバンバン走ってるし、現代が舞台のはずなのに、ケータイもスマホも出てこない、ひと昔もふた昔も前を彷彿とさせる独特の古臭い雰囲気。
突然亡くなった麗しい女性アンジェリカに、カメラ越しに「微笑み」というよりも「アルカイックスマイル」された男性イザック
心を射抜かれた彼
夜な夜なアンジェリカとのロマンスや幻影に取り憑かれていく。。
ポルトガルの乾いた大地のダイナミックな画は壮大且つ美しくて良かったのだけど、登場人物がみんななんだか鼻につく人たちばかりで、好きになれず。。
絶望的に人との関わりが下手そうな新参者イザック
イザックに甲斐甲斐しく世話を焼く、パーソナルスペースがバグり気味の女主人
とにかくイザックのことが気に入らないのか、嫌味ばかり言っていつも不機嫌な隣人ローザ
小難しい話ばかりの老人2人
いつも険しい顔の、アンジェリカの母と姉
お高く止まってる嫌味なメイド
極め付けは、いつもイザックに金をせびるホームレス
あぁ愛しいな、と思える人が1人もいない…
更に惜しむらくは、イザックが恋焦がれるアンジェリカが私のタイプのお顔ではなかったこと…どことなくジュリエットルイスに似てる。。
OPがオシャレなのは良かった!
あそこだけリピート再生したいぐらい◎
ピアノの落ち着いていてシュールなBGMは、同じくシュールな画に合っていて、なかなか良かったし、そこから5分ぐらいは良い雰囲気だったのだけど。
正直、後半は睡魔との闘いでした……