あーぁ

変態団のあーぁのレビュー・感想・評価

変態団(2015年製作の映画)
4.0
へ…へ、変態だー!!ヽ(゚Д゚)ノ

登場人物、全員、変態。

いやぁ、このアプリを始めて早5年、遂に私も記念すべき1000レビューの節目を迎えましてここまで映画のレビューを続けるとは最初は思ってもおりませんでした。

記念すべき最初のレビューは『オーロラの彼方へ』というキラキラする様な映画から始まり、100mark目は『キングスマン』300mark目は『デビルズメタル』そして500mark目は浣腸映画『ウォーターパワー/アブノーマルスペシャル』とmarkを重ねる毎に日々変態に近づいていく自分がいましてな。

そんなどノーマルな私をド変態に育てくれたフォロワーの皆様、数々のヘムタイ映画を置き土産として去っていったかつてのヘムタイ師匠達皆様の変態パワーにはまぢ卍!

というわけで1000レビューの節目は私の大好きな井口昇監督の変態映画でお届けすんよ〜

自らのアブノーマルな性癖にコンプレックスを抱える13人の男女が自殺サイト『変態団』を通して集まり集団自殺をしようと計画すんのだけども?ってやつ。

『君もうんこをするのか?』

もうね、変態という2文字に凝縮された人間としての性とそれに葛藤する普遍的な苦しみを真摯に、そして井口監督らしくシュールに描いたまさに傑作!

レズビアン、咀嚼マニア、骨折マニア、窒息フェチ、霊体しか愛せない病、飲尿マニア、そしてうんこ!
うんこで涙する映画は後にも先にも今作を置いて他にあるかいってもんよ!
憧れの女の子の清純無垢さに恋する傍ら、そんな女の子のうんこを見てみたいという欲求にジレンマを抱くおっさんの悲しみの変態っぷりにもう共感と涙の嵐ですわ

んで彼女のお尻の下からカレーライスやチョコレートの映像を挿し込む井口監督のうんこ愛に満ちたセンスよ!
カレーライスが何度もケツから発射させられる映像美に、まるでこの5年間、映画レビューを考えてはひり出し、垂れ流してきた爽やかな日々が走馬灯の様に蘇りましたわ。

合掌!

そして自分がオカシイのだと悩み社会的マイノリティーを苦に自殺を考える彼らなのだが変態はいつの時代も皆認められず蔑まれるものなのか?
皆んな心の内に秘めた『変態』を押し殺して生きているのでは無いか?

フェチズムいわゆる変態とは様々な愛の形であって変態とは愛なんだ!と、敬愛するフォロワー様が語っていた。
お互いがそれを分かり合えればきっと変態は『愛』になるのだ。

自分が変態である事に誇りを持とう!と強く拳を握り、下半身から込み上げる、いやいやひり出す熱い情熱がありましたな。

というわけで変態魂を絶やさず今後もよろしくお願いしますー!

とりま1000レビューに祝杯をあげつつ今夜はカレーライスに決まりやね(・∀・)
あーぁ

あーぁ