Maririri

暗殺のMariririのレビュー・感想・評価

暗殺(2015年製作の映画)
3.4
中国の韓国臨時政府に独立軍の狙撃手アンと、速射砲・爆弾の使い手が召集された。一方この3人の暗殺を命じられた殺し屋ハワイ・ピストル。

アンが殺すよう命じられた親日派の朝鮮人は家の利益のために母を殺した父だった。そして生き別れた双子の姉と再会してしまった事で歯車がずれてゆき、暗殺を命じられた同士が手を組み、真の黒幕を倒すことになる。

途中生き別れた双子の姉と入れ替わり復讐に挑み出した辺りから何でもありになり、何だかんだとハ・ジョンウがおいしいとこかっさらっていきました。

オ・ダルスとのバディが西部劇っぽくてこの2人を主人公に作品作れそうじゃん。と思っていたら殺されてしまってがっくり。

ストーリーは反日思想が強めで辛かった…。
ハ・ジョンウ、日本嫌いにならないといいなと切実に思ったくらい。
戦争は何一ついいことなどない。大義や意味すらない。国を守る武力すら本当はいらない。平和で平等な世界のために、声を上げて変容を目指す動きのある今だからこそ、人に上下がないことの大切さが身に沁みた作品だった。

しかしこれまた、ハ・ジョンウ色男です。
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